2021年10月の有効求人倍率は1.15倍【厚生労働省発表】

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厚生労働省は2021年10月の有効求人倍率を発表した。
全体では1.15倍で9月に比べると0.01ポイントのダウン(9月は1.14倍)
また新規求人倍率は2.08倍でこちらも9月に比べると0.02ポイントのダウン(9月は2.1倍)

都道府県別で一番高かったのは福井県の1.93倍、次いで島根県の1.68倍。
逆に一番低かったのは沖縄県の0.80倍、次が東京都の0.90倍。
全体的には地方が高いのに対して、首都圏や関西圏などで1倍以下の都道府県が目立つ。

職種別では保安の仕事(警備員や警察官など)が高く6.23倍、また建設・採掘の仕事も5.06倍と高い。
これに対し、低いのは事務的職業(一般事務など)で0.37倍、運搬・清掃・包装の仕事も低く0.69倍となっている。

また前年同月との比較では、製造業が伸びてきていて前年より35.9%増。
教育・学習支援業が12.8%増、情報通信業が11.1%増となっている。

全体的な傾向としては平成30年の1.61倍を最高にコロナなどの影響で下落しており、
今年一年はほぼ横ばいで推移している。
この先の第6波がいつ来るかにもよるが、当面は同じぐらいの倍率で推移する事が予想されるだろう。

(その他詳細は厚生労働省のホームページでご確認ください。)

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